仕事辞めたい理由は人間関係が多い!転職を決断する前に確認すべきこと

2023.05.29
仕事辞めたい理由は人間関係が多い!転職を決断する前に確認すべきこと

仕事においての人間関係でやめたいと思ったことがある人は多いでしょう。

どんな仕事をしていても人間関係が働きやすさや仕事におけるモチベーションに関わってきます。いくら希望の職種に就けたとしても、人間関係が悪いと仕事に身が入らず、毎日が楽しくなくなってしまうもの。

一方、どんな仕事でも人間関係がよければ仕事が楽しくなり、豊かな人生につながることもあります。

人によっては業務内容よりも人間関係のよさが、働きやすい環境を作ると言えるのかもしれません。

さまざまな立場や年齢、考えの異なる人が集まる職場は、学生時代と違って付き合う人を選ぶことはできませんよね。その中で、気の合う人も気の合わない人も出てきて当然なのです。

仕事の人間関係がつらくて毎日「疲れた」「辞めたい」と思っているのなら、だらだらと同じ毎日を続けるのではなく、現状を打破するための行動を起こしてみましょう。

ここでは、人間関係で仕事を辞めたいと悩んでいる場合の対処法や、転職先で同じ失敗を繰り返さないための人間関係で心がけておくことについて紹介しています。

転職は最終手段と考え、後悔する前に一度立ち止まって自分と向き合ってみてはいかがですか。

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人間関係を理由に仕事を辞めたい人は多い!辞めたいと感じる状況も紹介

仕事をしていると人間関係で悩むことは少なくありませんが、実際人間関係で辞める人はどのくらいいるのでしょうか?

また、どのような人間関係で悩んでいるのか、調べてみました。

会社を辞めたい理由が人間関係である人は全体の1割弱

厚生労働省の調査によると、前職を辞めた理由が「職場の人間関係が好ましくなかった」と答えた人の割合は、男性が8.1%、女性が9.6%となっています。

年齢
19歳以下 18.1% 6.7%
20~24歳 12.8% 9.3%
25~29歳 6.3% 7.9%
30~34歳 5.3% 7.8%
35~39歳 5.8% 10.0%
40~44歳 12.2% 12.3%
45~49歳 11.2% 10.9%
50~54歳 9.5% 12.6%
55~59歳 7.6% 16.2%
60~64歳 2.8% 4.8%
65歳以上 5.8% 1.3%
平均 8.1% 9.6%

男性は若年層と40代で人間関係が離職理由である割合が高く、女性は年齢に関わらず人間関係で悩むことが多いことがわかります。

また、「平成30年若年者雇用実態調査の概況」でも離職理由が「人間関係がよくなかった」という割合が26.9%となっており、離職した若年層(15~34歳)の1/4にも及んでいます。

人間関係を理由に仕事を辞めた、という人が多いことがわかりますね。

人間関係で仕事を辞めたいと思う状況をチェック!

一言で人間関係と言っても、社内の中でも先輩後輩など様々な関係があります。

どんな状況で「仕事を辞めたい」と感じているのか、確認してみましょう。上司・同期・後輩に対して不満を抱えている場合を例に出して紹介します。

【上司とのトラブルの場合】

仕事を辞めたい理由 具体例
パワハラ ・権力を振りかざしてくる
・何かにつけて威圧的な態度をとられる
価値観の相違 ・仕事の優先順位が異なる
・作業の進め方が違うため捗らない
頼りにならない ・仕事のフォローがない
・手柄をとられる
適切に評価されない ・上司の好みで評価が変わる
・人によって評価基準を変えられる

上司とのトラブルの場合、一方的にいじめを受けているような気分になることも多く、精神的にも辛いことが多いです。

明らかに上司側に問題がある場合は、その上司よりもさらに上の立場の人に相談してみましょう。

相談することで別の部署に異動になり、新たな場所で問題なく仕事に取り組めるケースもあります。

【同期とのトラブルの場合】

仕事を辞めたい理由 具体例
ハラスメント ・強制的に交際を迫られる
・妊娠による体調不良に文句を言われる
価値観の相違 ・仕事のやり方、考え方が合わない
・考え方の違いからケンカになる
嫌がらせを受ける ・社内で無視されるなどのいじめ
・一方的に仕事を押し付けてくる
雰囲気になじめない ・社内で自分だけ浮いている気がする
・うまくコミュニケーションがとれない

同僚とのトラブルは様々で、上記に挙げた例以外にも多くの事案が考えられます。

セクハラ・マタハラなど社内体制に問題がある場合は、労働局など外部の相談窓口で相談してみるのも手です。

どうしても社内の雰囲気に馴染めなくて苦しいなら、まったく別の業界へ転職を考えるのもいいでしょう。

【後輩とのトラブルの場合】

仕事を辞めたい理由 具体例
態度が悪い ・挨拶ができない
・友達感覚で話される
仕事ができない ・ミスが多く指摘しても直らない
・電話に出ようとしない
やる気がない ・遅刻する
・仕事を頼んでも動かない

後輩とのトラブルの場合は、その後輩側に問題があるケースが多いと言えます。

後輩のミスやマナーの悪さを、教育係である自分の責任だと思い悩む必要はありません。

上手く教育できない、関われないと思うのであれば、社内の別の人にお願いするなど誰かに変わってもらうのも一つの手です。

人間関係で仕事を辞めたいのは甘え?退職してもよいケースを紹介

人間関係で退職することは甘えや逃げなのでしょうか?

人間関係の捉え方は人それぞれなので、自分さえ我慢すればという思いで無理して過ごしていませんか?

ここでは、人間関係に悩みながら仕事を続ける必要はない、辞めた方がいいケースを紹介します。

仕事を辞めたいと悩み病気になりそうなほどストレスフルな状況

例えば、自分だけが無視されたり嫌がらせを受けていたりと精神的に追い詰められているような状況は、いずれ体にも支障をきたしてしまいます。

心身の健康状態が悪くなると、それが原因で退職しなければならなくなったり、転職活動が困難な状態になったりと、不利益ばかり被ることになり兼ねません。

仕事辞めたいという感情のまま仕事を続けていると、ストレスにより精神的な疾患の診断を受けることも。
 
精神的な病気になってしまうと、回復するのに何年もかかる可能性があり人生を無駄に使うことになります。

心身の限界を迎える前に、ストレスフルな職場から離れることが賢明と言えます。

ブラック企業の最悪な人間関係の場合は退職したほうがいい

上司や先輩の言うことが絶対であり、理不尽なノルマを課せられても意見することはNGというようなブラックな企業は、即辞めることをおすすめします。

毎日怒号が飛び交う職場で当たり前に残業し、上司や同僚には仕事の相談ができないばかりか教えてもらうことさえもできず、人間関係はいつもピリピリ…。こんな職場では委縮してしまってよい人間関係は作れません。

社長を崇拝しているような会社や社員は家族だとうたっているような会社も、会社における人と人との関係の一線を超えており、よい人間関係を築こうとしていないブラックな匂いを感じます。

一人ひとりの人格や意見をないがしろにする会社はブラック企業と言えるでしょう。

ブラック企業で常習化しているサービス残業などは違法ですから、もちろん然るべき窓口に相談することも可能です。ただし会社を相手に労働環境の改善を求めて戦うのは大変な労力を要します。
 
現在の職場にそこまでの未練がないなら、手っ取り早く転職に向けて動いた方が気持ちも軽くなりやすいです。

労働条件や労働環境についてブラックかも?と少しでも思ったら、厚生労働省の労働条件に関する総合情報サイト「確かめよう労働条件」で調べることができますよ。

社内でハラスメントを受けている場合も会社を辞めた方がいい

上司から人格を否定するような暴言、威圧感のある態度や暴力などを受けている場合は、パワーハラスメントに該当します。

同僚や上司から性的な発言を受けたり、体を触られたり、しつこい誘いを受けたりしている場合は、セクシャルハラスメントに該当します。

人によっては彼氏彼女の話を持ちかけるなど仕事辞めたいと思ってしまうほど本人が不快に思うことはセクハラに当たり、人間関係の悪化を招くことも。

そのほか、妊娠していることに対する嫌がらせである【マタニティハラスメント】、アルコール強要や酔っ払いの迷惑行為などの【アルコールハラスメント】、たばこの煙にさらす【スモークハラスメント】など、現在ではさまざまなハラスメントが存在します。

これらのハラスメントが横行している場合、改善の余地が見られないと判断するならば直ちに自分を守るために職場から離れましょう。

厚生労働省でもさまざまなハラスメントを定義しており、企業向けの予防対策や当事者が利用できる相談窓口を提示しています。

自分が受けているハラスメントを確認し、どのような対策ができるか相談してみてもよいでしょう。

社風に合わない=なじめる雰囲気ではない場合も継続して勤務は難しい

仕事の量や会社の方針、待遇などの社風が職場の雰囲気を作り出します。

その職場の雰囲気になじめないということは、その会社の社員とも仲良くなれる可能性は低いと言えます。

社風という社内における長年の常識は、変化に乏しく改善される可能性が低いです。

会社の社風や職場の雰囲気に合わないことで人間関係が悪化し、孤立するケースも少なくありません。そうなると、社員とのコミュニケーションどころか、業務に支障をきたすようになってしまうでしょう。

長く働くことを考えているならば、将来のことを考え早めに離職を判断してもよいと言えます。

人間関係で仕事を辞めるのはもったいない!辞めない方がいいケースもある

どんな仕事に就いても人間関係はついて回るため、もしかしたら転職先でも人間関係に苦しむことになるかもしれません。

最悪の場合、転職を繰り返すことも考えられます。

一時の感情で仕事を辞める前に、自分の状況が以下に該当しないか考えてみましょう。

人間関係改善の余地がある場合は仕事を辞めない方がいい

悩みの種である現在の人間関係は、ちょっとしたことが原因で悪く感じているだけかもしれません。

職場での自分の行いを振り返ると、下記のような状況に心当たりはないでしょうか?

  • 挨拶ができていない
  • 遅刻が多い
  • 言葉遣い・受け答えがそっけない
  • 仕事が遅い、ミスが多い

自分のちょっとした行いがきっかけで、人間関係が悪いと感じてしまっている場合もあります。また「仕事上の付き合いだから、必要以上に仲良くする必要はない」と割り切った考え方をすることも大切です。

自分の仕事に対する姿勢を見直すことで、人間関係で仕事を辞めたいという悩みを解決できるかもしれませんよ。

仕事を辞めたいけど仕事内容・待遇がよい場合も辞めない方がいい

現在の仕事が好きで給料もよく、有給休暇も自分都合で取れて、福利厚生も充実している…それでも「仕事を辞めたい」と考える人は多いでしょう。

仕事内容も待遇もよい会社である場合、勢いで辞めることはおすすめしません。

どこの職場に行っても、何かしら仕事に関する悩みは発生してしまうものです。転職先の会社で仕事の悩みがすべて解決できるとは限りません。
 
転職先の待遇も悪く、人間関係もイマイチなんてことも考えられます。

どうしても現職を辞めたい気持ちが強い場合は、現職の仕事内容・待遇に勝る会社または同等の職場を見つけてからの転職がおすすめです。

入社して日が浅い場合はまだ業務になれていないだけの可能性もある

入社して数か月で人間関係がつらくて辞めたいと思っているのならば、少し考え直してみましょう。

まだ新人である内は、業務内容にも慣れず既存の人間関係にもなじめないものです。先輩や上司からの厳しい指導や、慣れない仕事でストレスが溜まっている可能性もあります。

一人前に仕事をこなせるようになれば、人間関係も変わり前向きに過ごせることもありますよ。

仕事辞めたいくらい人間関係が悪い場合の5つの対処法

いくら転職したとしても人間関係の問題はついて回るもの。

人を変えることはできないので、自分の意識ひとつで現状が打破できる可能性があるならば、辞める前に以下の対処法を試してみましょう。

それでも効果がない場合、個人では対処しきれない問題です。会社全体で問題解決に向けて取り組んでもらうか、転職を検討するのも手っ取り早い解決法と言えます。

仕事を辞めたい気持ちを切り替えて、仕事上の付き合いだと割り切る

職場の人間関係は仕事だけの関係ですから、「必要以上に仲良くなる必要はない」と気持ちを切り替えて付き合ってみましょう。

必要最低限のコミュニケーションを取り、会社にいる間は仕事のことだけに集中し、自分の評価を上げることだけに専念します。

感情的にならずに「自分はロボットだ」「相手はただの従業員の一人」くらいの気持ち過ごせたら、少しは心が軽くなりますよね。

また新しい趣味を持つなどプライベートの世界を広げて、仕事にだけ向けていた意識を分散するのもよいですね。相手を変えることはできませんが、自分の対応を変えることで相手が変わるかもしれませんよ。

一人で抱え込まず、仕事を辞めたい理由について周囲に相談する

会社の人間関係でやめたいと思っていることを一人で抱え込まずに、家族や友人、同僚など気の許せる人に相談してみましょう。

相談相手の経験からよいアドバイスをもらえたり、励ましてもらえたりするだけで気持ちが軽くなるかもしれません。

会社内で信頼できる上司がいれば具体的に相談することができますが、上司に相談できない場合は人事部や社内カウンセラーに相談してみましょう。
 
部署の異動や転勤などの検討、チーム体制やメンバー編成の検討など、現状を変える対応を要求できます。

また国立精神・神経医療研究センターでは「こころの情報サイト」を開設し、働く人のこころの耳相談を実施しています。誰にも相談できないという人は、電話やSNSの相談窓口を利用してみましょう。

ネットコミュニティのYahoo!知恵袋にも、人間関係で仕事を辞めたい人のさまざまなケースの相談があふれているので、参考にしてみてもいいですね。

仕事を辞めたいと感じるほど苦手な人とは距離を置く

職場の苦手な人とは、仕事に影響が出ない範囲で一定の距離を置くように心がけてみましょう。

業務連絡をメールやチャットでする、直接顔を合わせないようにするなど、やり方次第で関りを少なくすることができます。

苦手な人との話の輪に入らない・フリーデスクを遠ざける・リモートワークにするなど、物理的に距離を置くだけでもストレスは減るでしょう。

ただし無視をしたり逃げたりなど、あからさまな態度をとるのはNGです。余計なトラブルを起こしてしまう場合もあるので、注意してくださいね。

人間関係で仕事を辞める場合でも円満に退職するためのポイント

最終的に人間関係が理由で仕事を辞めると決心したときは、どのように会社側に伝えたらよいのでしょうか。

どんな理由があっても、会社側に迷惑をかけるような辞め方はしてはいけません。

ここでは人間関係で仕事を辞める場合に、円満退職する方法を紹介します。

退職理由が人間関係であると伝えない

嫌な思いをしたからといってそのままストレートに伝えてしまっては、さらなるトラブルを引き起こす可能性があります。

退職を願い出てから実際の退職日までは、引継ぎなどの期間があるため会社に居づらくなるのも避けたいですよね。

もし同じ業界に転職するとしたら、どこかで顔を合わせる機会があるかもしれませんし、取引先を通じてうわさが立つかもしれません。気持ちよく退職するためにも、退職理由について人間関係に言及することは避けましょう。

会社に伝えるための、前向きな退職理由を準備しておけると良いですね。

仕事を円満に辞めたいときは前向きな理由を伝えて退職する

人間関係で悩んでいたことは伝えずに、前向きな理由で退職したいと伝えると後腐れなく辞めることができます。

例えば「新しいことにチャレンジしたい」「どうしても叶えたい夢がある」など、すでに前を向いている退職理由であれば、引き止められることも少ないです。

前向きな言葉で堂々と伝えることができれば、辞めるという強い意志を強調することができますよ。

仕事を辞めたいと伝えるタイミングには注意する

仕事を辞めたいと思い立って、即日で辞めるわけにもいきません。基本的には、業務の引き継ぎ期間を踏まえたうえで退職日の相談をしましょう。

法律では、退職希望日の2週間前までに申告すれば退職できるとされています。しかし業務の引継ぎや後任の調整などを鑑みて、1ヶ月前に会社に申告することが規定されている企業も多いです。

余計なトラブルを生まない為にも、事前に就業規則を確認してから退職に向けて動いていきましょう。

また繁忙期や大規模なプロジェクトの進行中など、会社にとって重要な仕事が重なるタイミングを避けることも大切です。

退職希望日はなるべく閑散期に合わせて、穏便な退職を目指しましょう。

転職でリセットしたい!良好な人間関係を築くために心がけておくこと

転職するならもう人間関係で悩みたくない、今度こそは良好な関係を築きたいと思う傍ら、また一から人間関係を築くことに不安を感じる人は多いでしょう。

前職での失敗を繰り返さないためにも、転職活動の段階から職場の詳細な状況まで確認しておかなければ、同じことを繰り返すことになるかもしれません。

ここでは、転職先で良好な人間関係を築くための準備と心がけておくことについて紹介します。

男女関わらず正社員はもちろんのこと、派遣社員やパート・アルバイトでも同様の心がけが必要ですよ。

転職で後悔しないために転職エージェントに登録がおすすめ

転職エージェントとは、求職者と人材を求める企業とを結びつける人材紹介会社です。

転職エージェントを利用して転職活動することで、入社前に職場の詳細な情報を教えてもらうことができます。

そのほか、転職エージェントの主な転職支援サービスは以下の通りです。

  • キャリアカウンセリング
  • 求人紹介
  • 履歴書や職務経歴書などの応募書類の書き方指導&添削
  • 求人応募
  • 面接対策
  • 条件交渉
  • 入職後のフォロー

キャリアアドバイザーが企業へ直接訪問して、会社の雰囲気や人間関係を調査している求人もあるので、事情を話して積極的に社内の情報を教えてもらいましょう。

事前に「この会社とは合わなさそう」と思ったら別の会社へ応募できますから、より自分に合った会社が見つかりやすいと言えます。

入社後は社員の名前を覚えてコミュニケーションを円滑に

入社後は一緒に働く従業員をすぐに名前で呼べるように、できるだけ早急に顔と名前を一致させることが大切です。入社初日に、部署内のデスク配置と役職、社員の名前をメモして覚えるようにしましょう。

名前を覚えるとコミュケーションが取りやすくなり、職場になじみやすくなります。

名前を適度に織り交ぜて会話をすると、好印象を持ってくれるはず。職場でよりよい人間関係を気づくために重要な点と言えます。

笑顔を心がけ積極的にあいさつをする

笑顔は相手に安心感をもたらす効果があり、笑顔なだけで話しかけやすくなり、好印象を持たれます。なるべく笑顔を心がけて、自分から積極的にあいさつをしましょう。

「あなたを信頼している」「あなたをもっと知りたい」というサインとして効果的な笑顔は、信頼関係を深めることに有効なのです。

また笑顔を作ると副交感神経が優位となり、幸せホルモンであるセロトニンという物質が分泌され、自分にとってもプラスとなります。

笑顔になれていない場合は、口角を上げた作り笑いでもセロトニンは分泌されるので、是非やってみてくださいね。

入社後に「前職では〇〇だった」という発言をしない

会社が変わればルールも変わります。聞かれてもいないのに、「前の会社ではこうでした」というワードは決して出してはいけません。

悪気がなくてもあまりよい印象は持たれず、逆に「前職と比べている」とマイナスなイメージが定着してしまう可能性があります。

転職先のやり方やルールを覚えて、まずは会社の方針に沿った仕事で成果を出して信頼を得るところから始めましょう。やり方に改善点があると思うのなら、それから提案しても遅くはありません。

自分の能力を過信しすぎず謙虚に振る舞う

新しい職場では、新人のつもりでスタートしましょう。

前職が大手企業であっても高い業績を上げた経歴があったとしても、自分の能力を過信しすぎないようにすることが大切です。

新しい職場のルールや情報をなるべく早く覚えて、まずは指示されたことを的確に遂行しましょう。
 
早く活躍したいという気持ちを抑えて、必要以上のできるアピールや知ったかぶりをせずに謙虚な態度を心がけます。仕事に対する真剣な態度や真摯に話を聞くという謙虚な態度は、どんな職場でも好感を持たれるはずです。

仕事を辞めたい理由の「人間関係」が改善できないなら転職もあり

人間関係がつらくて耐えられないほど苦しんでいるのなら、仕事を辞めることは逃げでも甘えでもありません。

今の職場から離れて新しい人間関係を構築することは容易ではありませんが、それを承知の上で自分を守るための選択であれば、必ずよい方向に向かうはずです。

新しい職場に転職すれば、人間関係を一新することができ、新しい自分でスタートができます。前職で人間関係がうまくいかなかったことを教訓にして、ある程度の割り切った関係を意識すると負担にならずに済むでしょう。

転職先でよい人間関係を作るには、入社前に社風や職場の雰囲気を調べることも大切です。

転職エージェントに登録すれば、自分では調べられない内部事情を教えてくれる場合もありますから、自分に合った人間関係を構築しやすい企業が見つかることでしょう。

人間関係が理由の転職を繰り返さないために、自分に合う会社を見つけてくださいね。

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